日本政府による農薬基準値引き上げ年表

日本政府による農薬基準値引き上げ年表

日本の農薬の基準<世界との比較>

日本政府による農薬基準値引き上げ年表

2013年10月

ほうれん草、白菜、株など40種の食品の農薬、クロチアニジンの残留農薬基準値を最大2000倍に引き上げ。

2015年5月

ドイツ、イタリア、フランス、などで禁止されている農薬アセミタプリドの食品残留基準を大幅に緩和。

2016年7月

日本人の主食である稲にまでネオニコチノイド農薬のドローンによる空中散布を解禁。

2017年6月

WHOが発癌性があると評価しているグリホサート農薬の残留基準値をトウモロコシ5倍、小麦6倍、甜菜(てんさい)75倍、そば150倍、ひまわりの種400倍というレベルまで引き上げ。

 

発癌性が認められているグリホサートが日本では普通にホームセンターで販売されている

 

女性自身2019年1月29日に特集されたグリホサートの成分が小麦からの検出されたという記事。

グリホサートに関しては、2015年、国際がん研究機関(IARC)が、「ヒトに対して、おそらく発がん性がある」とした結果を示しました。

また、17年には、カリフォルニア州が、グリホサートを発がん性物質のリストに追加しています。

グリホサート入除草剤を販売したモンサントに各地で賠償命令

グリホサートを主成分とするモンサント社(現在はバイエルン社傘下)のラウンドアップに対して、各地で賠償命令が下されています。

例えば、2018年8月、学校用務員のアメリカ人男性のドウェイン・ジョンソンさんは、校庭の整備に除草剤ラウンドアップをしよう、その後悪性リンパ腫を発病しました。

これに対し、サンフランシスコの陪審がモンサント社に、日本円で約320億円もの支払いを命じたのです(その後86億円に減額)。

その後もラウンドアップが原因で癌を患ったという訴訟があちこちで起こり、モンサント社には多額の賠償金を払うことが課せられました。

世界中で規制が始まり、売り場を失っているグリホサート農薬をアメリカに忖度した日本政府が農薬の基準を緩和してまで日本での販売を許可しているのです。

世界のグリホサートの扱い

裁判の損失を埋めるべく、また売り先を失ったモンサントは日本の市場を狙っています。

ヨーロッパの500倍という濃度でネオニコチノイド農薬を許容する日本

ブドウを例にすると日本は、安全基準値がヨーロッパの500倍という濃度でネオニコチノイド農薬を許容しています。

EUの旅行会社では、「日本へ旅行する皆さんへ」と題したパンフレットが渡される。

そこに書いてあること。

『日本は農薬の使用量が極めて多いので、旅行した際にはできるだけ野菜を食べないようにしてください。

あなたの健康を害する恐れがあります。』

 

以上は堤未果さんのアンダーグランドの動画で紹介されていた日本の農薬の現状です。

こんなことになっているのを知っていましたか?

こちらの記事にも詳しく出ています。

売上No1除草剤に発がん疑惑、禁止国増える中、日本は緩和(猪瀬聖) - 個人 - Yahoo!ニュース
世界で売上No1の除草剤「グリホサート」に発がん性の疑いが強まり、使用禁止や規制強化に踏み切る動きが欧米やアジアで広がっている。しかし、日本は逆に規制を緩和しており、消費者の間で不安が高まっている。

 

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