<小室さん問題>女性宮家創設案が消えない理由<世界連邦>
女性天皇の議論は消えても、継続される女性宮家創設案
以前も紹介した週刊新潮の7月1日号の記事、タイトルこそ『小室圭さんが潰した「女性天皇」「女性宮家」 上皇、美智子さまは泣く泣く断念』となっていますが、記事を読むと小室さん問題で女性宮家創設は「国論を二分する事態になりかねない」と『憂慮されるようになった』とあるだけで、タイトルのような「女性宮家を断念」とは書かれていない。
以下がその部分。
一方、今後も議論が続く女性宮家創設案は、上皇さまの強いご意思で進められてきた。昭和天皇の皇統に連なる愛子さま、眞子さま、佳子さまというお三方の内親王までに限定する方向で、皇室内のコンセンサスも得られていたという。しかし、宮内庁関係者によると、
「ここに来て他ならぬ上皇さまに変化が窺えるようになりました。というのも、女性宮家とセットで旧宮家の男性の皇籍復帰が論じられることが増え、そうしたお考えを持ち合わせておられない上皇さまは議論の趨勢を懸念されているのです。他方、美智子さまは、初孫である眞子さまには皇室に残ってご公務に邁進してほしいと願っておられました。しかし、小室さんの一件で世論が沸騰。眞子さまが“第一号”になるはずだった女性宮家創設についても、このまま議論を進めれば国論を二分する事態になりかねないと、上皇ご夫妻は憂慮されるようになったのです」
問題は、上皇さまが皇室に厳しい世論の動向について、これほどまでに過敏になられ、心を砕かれている点にある。背景に“小室さん問題”があるのは言うまでもあるまい。
より拒否感が出ているのは「そうした考えを持ち合わせていない」と書かれている「旧宮家の皇籍復帰」の方です。
現皇族方は菊栄会などを通じて旧皇族とは親交があります。ですから旧皇族の中に男系男子がいらっしゃることはご存知のはずなのです。(悠仁様と同じ年頃の男系男子が5人いると櫻井よし子さんや水間憲政さんがブログや書籍で書かれています)
それにもかかわらず、皇統の断絶につながる女性宮家創設を悲願とされている。
7月8日の有識者会議 「婚姻後も女性皇族が皇室に残る案」継続
7月8日の有識者会議「皇位継承順位、結論見送り 悠仁さまご即位以降」https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f3809f30c83a90c170e7ced1e559b0fe39c33f
最新の有識者会議(7月8日)では、「結論先送り」としながらも「婚姻後も女性皇族が皇室に残る案」(実質女性宮家)、「旧宮家の男系男子の養子縁組などによる皇籍復帰案」の2案を中心に検討されることになりました。
女性皇族だけが皇室に残ると言っても、配偶者とどう分けるのか。以前に竹田恒泰氏が朝食に目玉焼きを食べていて、そっちの分は国費から、こっちの分は私的な稼ぎからなんて分けられるわけがないと話していましたが、まさにその通りで、これは実質小室さんを皇族にする女性宮家と同じです。
では、政府の方(菅総理、菅政権)は、この件をどう考えているのか。
菅政権も破談の議論なく女性宮家案をとる?
■菅首相 国民向け「女性宮家」と保守派向け「旧皇族復帰」で政権延命狙う
7/8(木)配信 週刊ポスト2021年7月16・23日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac371791676f2535cf6b7040087628b0c17b954
「菅首相は、国民向けの『女性宮家』創設と、保守派の支持が強い『旧皇族復帰』の2案を同時に打ち出すことで、批判を避けながら国民的関心を呼び、支持率を上げて『政権延命』につなげようとしているのでは」(自民党ベテラン議員)
だが、この旧皇族の復帰こそ現皇室が敏感にならざるを得ないものだ。皇室ジャーナリストの久能靖氏の指摘。
「天皇家は古来の宮中祭祀を受け継いできた家系で、多くのしきたりもある。天皇陛下や皇族方はそれを肌で感じてお育ちになってきた。
一方、旧皇族の男子は皇籍離脱後に民間人として生まれ、皇室の伝統や祭祀を受け継いでいない。それを血縁という理由だけで法律で皇室に戻すのは妥当ではないという判断で政府の議論の対象にならなかった。現皇室は旧皇族の復帰を容易には受け入れ難いのではないか」
女性宮家創設と旧宮家の皇籍復帰の2案を考えるというもの。
政府も破談に向けて動く意向はなく、かと言って、旧宮家の皇籍復帰だけを押し出すこともできず、上皇・上皇后の悲願である女性宮家創設案を継続審議の一つに入れてきたという感じ。
記事中で皇室ジャーナリストの久能氏の指摘している部分は、おそらく上皇・上皇后両陛下を代弁しているものなのだと思いますが、女性宮家がいかに矛盾しているかが返ってわかりやすい説明になっています。
旧皇族の男子は皇籍離脱後に民間人として生まれ、皇室の伝統や祭祀を受け継いでいない。それを血縁という理由だけで法律で皇室に戻すのは妥当ではないという判断で政府の議論の対象にならなかった。現皇室は旧皇族の復帰を容易には受け入れ難いのではないか
これが旧宮家の男系男子をお断りする理由なら、小室さんは旧宮家以上に皇室の伝統も祭祀も受け継いでいない、それどころか皇室に対する尊敬も敬意もないのではないか(納采の儀の使者もお金もない、結婚式の費用もない、無職の学生の時にプロポースするなどを考えると)。
眞子さまを降嫁させて一般人にしたとしても小室さんが未来の天皇の義兄として存在するのは変わらない。さらに女性宮家で小室さんを皇族入りさせるようなことになれば皇室廃止論が高まることもあり得る。
世界統一政府と皇室
以前のブログにも書きましたが、ビルダーバーグ倶楽部でも300人委員会(ジョン・コールマン博士著)など、支配層の計画や暴露された情報などを扱った本では「世界統一政府」の実現が最終目的であると書かれています。
考えてみると天皇陛下は明治時代からのガーター騎士団のメンバーです。
エリザベス女王に近いガーター騎士団のメンバーであれば、世界統一政府に向けて動き出していることはご存知のはず。
もしくは一緒に動かれていると考えてもおかしくない。今の眞子さまとの結婚を容認したような動きや、マスコミの小室親子のネガティブ報道を容認しているのは、世界統一政府に向けて「あえて国民と皇室との分断を図っている」のではないのか。
統一政府の実現にとって、国家がまとまったり民族が団結したりすることは何よりも妨げになるのです。
日本は天皇陛下を中心に団結してきた国、それが国家、国民というアイデンティティを消したい支配層側には邪魔なのではないのか。
そんなことを思いながらTwitterを見ていたら、まりりんさんというアカウントの方が、「世界連邦日本」の存在についてツイートしているのをみつけました。
日本にあった世界連邦運動 <目指しているものは「単一世界国家(単一世界政府)」(ワン・ワールド)の建設>
h ttps://wfm-yf.org/organization
日本にこのような組織が存在することを知りませんでした。しかも終戦直後からこの活動は始まっていたようです。そのメンバーも政治家、宗教家、元皇族と多岐にわたっており、私たち庶民の知らない上層階ではもうとっくにワンワールドに向けて動いていたのだと知りました。
そして主要設置者(スポンサー)には王室のある国、天皇皇后両陛下と親交のある国々が「王国」という表記で書かれています。(下の表)
■世界連邦青年会議
世界連邦運動はモントルー宣言に基づき以下をその活動原則としている。
- 全世界の諸国、諸民族を全部加盟させる。
- 世界的に共通な問題については、各国家の主権の一部を世界連邦政府に委譲する。
- 世界連邦法は「国家」に対してではなく、1人1人の「個人」を対象として適用される。
- 各国の軍備は全廃し、世界警察軍を設置する。
- 原子力は世界連邦政府のみが所有し、管理する。
- 世界連邦の経費は各国政府の供出ではなく、個人からの税金でまかなう。現在国家単位で与えられている国連への参加資格を個人単位に移すことを主眼としており、これらは即ち、事実上の「単一世界国家(単一世界政府)」(ワン・ワールド)の建設である。
世界連邦実現ロードマップ
現状計画通りなのかよくわかりませんが、経済の方から言うとTPP,RCEPなど国境を意識しない経済圏はどんどん出来上がっています。
世界連邦が設置される目標年は2025年。あとわずか3年半です。
世界連邦が実現するメリットを「地球規模の問題を扱う一つの民主的な政府をつくること」とし、
世界連邦が実現すると、国家間の戦争は不可能になり、不必要となるのです。地球環境の保護や貧困・飢餓の救済、人権問題の解決も、手間のかかる国家間の条約によってではなく、連邦政府の地球的視野での政策決定を通じて行われてゆきます。
世界の人々は、各国の国民であると同時に地球市民として平等で、基本的人権も尊重されます。
ttp://www.wfmjapan.org/003/index.html
と書かれているのですが、中央集権化は巨大なピラミッドを形成し、少人数の支配層が大勢の最下層をコントロールし家畜化するためのものだとデーヴィッド・アイクは言います。
以下はデーヴィッド・アイクの「大いなる秘密」に書かれた統一政府の図です。
[box class=”glay_box” title=”大いなる秘密から統一政府の構造”]下は、デーヴィッド・アイク著「大いなる秘密」に書かれていたワンワールド政府の構造です。
世界連邦日本国会委員会には超党派の議員の名前
そしてさらにびっくりするのは、この賛同人の中には超党派を超えた国会議員がいて、さらに元皇族や宗教団体のトップが各委員会や関連団体の会長をしていることです。
超党派の世界連邦日本国会委員会
国会の中にも「戦争のない世界を実現するため党派を超えて立ち上がろう」という動きが始まり、1949年12月20日、衆議院議長松岡駒吉氏を会長・参議院議員田中耕太郎氏らを副会長に104名の超党派の両院議員によって世界連邦日本国会委員会が結成されました。現在は衆議院議員横路孝弘を会長に約百名の超党派の議員が加入し、国際連帯税導入、国際刑事裁判所の発展、国連の改革など、より透明で民主的なガバナンスを構築することを通じて世界連邦実現を図っています。
2017年版、国会議員名簿 http://wfmjapan.org/008/member20170120.pdf
2019年 会長、役員、共産、国会議員等名簿 https://wfm-yf.org/organization
神社本庁会長も、元皇族・東久邇さんも世界連邦推進者
世界連邦日本宗教委員会
会長 田中恆清(神社本庁総長)
※超宗派 神道系・仏教系・キリスト教系・イスラム教系・新宗教系等が宗派の垣根を超えて加盟
安倍元総理の支持団体神社本庁総長も世界連邦政府の宗教委員会の会長をしている。
世界連邦文化教育推進協議会
会長 東久邇信彦(元 皇族 父方世界連邦第二代会長東久邇宮稔彦王元首相直孫 母方昭和天皇初孫)
(*東久邇信彦氏は2019年3月に亡くなられていますの。現在の会長は不明。こちらの系統に男系男子が5名いらっしゃいます。)
あらゆる組合、宗教団体が入っている世界連邦政府
・世界連邦関係団体(会員)
・賀川豊彦関係団体連絡協議会(団体会員。世界連邦初代副会長の賀川氏はキリスト者で、日本の組合の父といわれる著名な社会活動家。そこで農協・生協・労組・保険・信用組合・キリスト教系団体/大学/新聞等で構成。)
・世界連邦日本仏教徒協議会
1963年結成。現在の会長は叡南覚範。日本会議滋賀会長を兼務している。
・世界連邦日本宗教委員会
1967年結成。立ち上げた朝比奈宗源はのちに「日本を守る会」(現在の日本会議の前身の一つ)にも関与した。会長の田中恒清は日本会議副会長を務め、メンバーである北白川道久神社本庁統理や鷹司尚武神宮大宮司、渡邉惠進前天台座主は日本会議顧問である。
日本では終戦直後に尾崎行雄ら有志の議員が「世界連邦建設に関する決議案」を国会に提出。1948年には「世界連邦建設同盟」が結成され尾崎行雄が会長に、賀川豊彦が副会長となって活動を開始した。また、名誉会長には戦後初の総理大臣東久邇稔彦が就任した。「世界連邦建設同盟」は現在「世界連邦運動協会」と名を変え、会長に海部俊樹元首相が就き、支部の数は約50、約1500人が活動している
世界連邦文化教育推進協議会
2013年結成。世界連邦推進日本協議会の協力を受け、世界連邦全国婦人協議会を刷新する形で発足した。初代会長は梶妙壽、第2代は東久邇信彦。理事長は宍野史生扶桑教管長。
これらの団体により「世界連邦推進日本協議会」を構成し、毎年日本各地の主要都市で「世界連邦日本大会」を開催している。
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世界連邦に皇室は邪魔?
世界連邦、ワンワールドに向け、これほど大規模な組織が活動しているということを知っていましたか。
世界統一政府は少なくとも国民の要望で動いているものではありません。
誰かが立案して、国民にはその計画を知らせないうちに動いている。
この件については今後も色々調べてみたいと思います。
ちなみに、「天皇と金塊とヒロシマ原爆」高橋五郎著 の中に、エドワード8世の王冠をかけた恋の裏側の陰謀が書かれていました。
エドワード8世は対ドイツ戦争の国家動員令には署名しないと確約していたそうで、その確約によって戦争をしたかったチャーチルと仲間の顧問団(結社メンバー)にエドワード8世は嫌われてしまった。
そこで顧問団はエドワード8世にアメリカ人で離婚歴のあるシンプソン未亡人を接近させる。
離婚歴のあるアメリカ女性との結婚は国民の大反対を受け、エドワード8世は退位。
わずか11ヶ月で王冠を返し、イギリスを離れ、シンプソン夫人と結婚した。
のちにこのシンプソン夫人をエドワード8世に接近させたのは、OSS(アメリカの戦略事務局)のドノバン大佐らで、シンプソン夫人にはエドワード8世(ウインザー公)のコントロールを続けさせていたことがわかった。
シンプソン夫人がスパイだったことは、1990年代後半に世界のメディアが暴露したとのこと。
結社の目的の妨げになるなら、女性スパイも送り込む。
統一政府ができたとき、皇室の存在はどういう位置付けになるのか。
皇室が邪魔なら、次期天皇のいる秋篠宮家の長女眞子さまにも・・・なんてことをチラリと思いました。
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