統一教会自体に解散命令出すことは可能 本村弁護士

統一教会自体に解散命令出すことは可能 本村弁護士

 

9月2日、ミヤネ屋での本村弁護士の発言。

本村弁護士

「統一教会は、違法な団体として既に布教活動が違法であるということがはっきりと裁判所で認定されている。

2001年の札幌地裁の判決が初めて統一教会の違法性を正面から認定した。21年前の判決。

その後、統一教会はこの判決を、最高裁まで争ったが、結局最高裁で確定した判決になっている。

つまり司法の判断として、布教自体が違法だと既に認定済みだったということ。

この辺をあたかも知らないかのように政治家の皆さんが、「社会的に問題がある・・」とかいうのはちょっと生やさし過ぎます。

完全に司法の場では「違法な団体」「違法な活動をしている」「違法な組織」だと認定済みです。

これを踏まえて議論を始めないと、これからの政治の進め方、取り締まりの仕方が、ゴテゴテになってしまう。

まだ一応、統一教会は宗教法人であるものの、既に裁判所の判断として違法な組織として認定が出ている。

政治家個人として関係を断ち切るのは当然のこととして、過去被害を受けた人を救済する、今後は被害者を出さないという所まで行かないと政治家の義務を果たしたことにならない。

具体的にいうと統一教会をきちんと取り締まりをする、これまでやってこなかったのは行政の怠慢であると、政治家も十分なことができなかった、わざとやらなかったのかもしれない。

今後はちゃんとやると、最終的には宗教法人法に基づいて、解散命令を出すという所までやります、そのくらいの意気込みでやらないといけない。

それができないとすれば、政治家が統一教会と何か裏で繋がっているのではないかと疑われても仕方がない。」

1996年に全国霊感商法対策弁護士連絡会は、統一教会にも解散請求を出すよう文化庁に何度も申し入れていた。

しかし、文化庁文化部総務課は「解散請求まではできない」と回答とのこと。

おかしいですよね。

個人の人権を侵害している宗教団体。

信教の自由の枠外にあるというのが司法判断。

統一教会は、マインドコントロールで信者を獲得する、組織的、詐欺的、脅迫的な布教活動をしているため違法と認定された。

1996年に全国霊感商法対策弁護士連絡会が、解散請求を出すよう文化庁に申し入れていて、2001年の札幌地裁が統一教会の違法性を認めて、布教活動が既に違法であるという判決を出している。

それなのに、政治家は放置してきた、というか便宜を図ってきたと考えた方が正しい。

もし1996年の時点で解散できていたら、合同結婚式で不幸になる日本人がかなり減っていただろう。

司法では既に違法だと判決の出ている団体。このことを多くの日本人が知るべきですね。

 

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