昨年、眞子さまの結婚に合わせて出てきた皇女制度

昨年、眞子さまの結婚に合わせて出てきた皇女制度

 

佳代さんが刑事告発された件は今のところ、週刊誌報道だけで新聞テレビは扱っていないようです。

この件とともに気になるのは、10月1日の会見で記者から「眞子さまはいつ渡米するのか?」と聞かれた加地皇嗣大夫が「渡米されるかどうかにつきましては、ご結婚後の私的な事柄になりますので、私からご説明することは控えたい。」と答えたことです。

9月27日のスポニチでも

小室圭さん 急展開!眞子さまと渡米延期も手続き待つ都内新居に母・佳代さんが通い姑

https://news.yahoo.co.jp/articles/a22c566ff3bfd68337f26456184b597d86d51f76

と言う記事が出ていて、そこに

当初は10月に婚姻届を提出し、眞子さまとすぐに渡米するとみられていた。ところが、眞子さまの渡米に関する手続きが多いことから長引く見込み。宮内庁関係者は「しばらく日本で過ごされる案を検討されている」と説明。小室さんが受験した米ニューヨーク州の弁護士試験の合否が12月中旬までに判明することから、それまで渡米日程が先延ばしになる可能性が出てきた。  長ければ数カ月間にわたる日本での生活は一体どのようなものになるのか。新居はセキュリティーが行き届いた都心のマンションになるとみられる。

と書かれている。

眞子さまの手続きは特権でいくらでもなんとでもなるはずで、そこを一般人と同じように書いて、渡米延期の理由に持ってきたところが不思議でした。

また、就職内定の圭さんが、眞子さまの手続きに合わせて一緒に日本滞在を延期できると当たり前のように書いているのも気になりました。

フォーダム大学の卒業者名簿から名前が消えていることなども考えると、やはり弁護士資格試験は受けてなく、弁護士事務所で働くというのは、結婚前のとりあえずの決定事項ーということ?(憶測です)

なぜかというと、政府が女性宮家の創設を引っ込めて、皇女制度を言い出したのは、2020年11月、秋篠宮殿下が「結婚を認める」発言をした直後だったからです。

■ 時系列

2020年11月8日、立皇嗣(りっこうし)の礼(皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを国内外に示す)

2020年11月13日、眞子さまと小室さんの「お気持ち」の文書を公表
「幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」

2020年11月20日 秋篠宮殿下誕生日記者会見収録

2020年11月24日、女性皇族に「皇女」創設、結婚後も公務継続案 政府検討
https://www.asahi.com/articles/ASNCS6CV8NCSULFA027.html

2020年11月30日、秋篠宮さま、誕生日会見公開

眞子さまと小室圭さんが「結婚することを認める」発言。

結婚を認めた理由については「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきだと考えています」と言及。
「結婚と婚約は違いますから、結婚については本当にしっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと私は思います」と強調した。(記者会見は20日)

秋篠宮殿下のこの発言、その前の眞子さまの結婚への固い決意のお言葉、これらを受けて政府が出してきたのが皇女制度でした。明らかに眞子さまの結婚を意識したもの。

結婚して民間人として過ごされた後でも皇女制度の対象

2021年1月5日、AREAに掲載された矢部万紀子さんの記事には、皇女制度の問題点が書かれています。
https://dot.asahi.com/aera/2021010400045.html?page=1

皇女制度は2012年に一度検討されたものの、反対が多くポシャった案。それが再び出てきたのが2020年11月。

「立皇嗣の礼」が終わって約2週間、11月24日に突如「政府内で検討」と報じられた。結婚で皇室を離れる女性皇族に「皇女」という呼称を贈り、公務を続けてもらう。皇族でなく特別職の国家公務員のような立場とする。そういう制度だそうだ。

 

20年2月、「安定的な皇位継承策」などへの検討状況を国会で質問され、当時の菅官房長官は「本格的な検討は立皇嗣の礼のあと」と答弁していた。4月の予定がコロナ禍で延期されたが、それも終わった。眞子さまの結婚への強い意志も示された。いくら何でも何かを示さねば、というタイミングで保守派の顔色を見ながら打ち出した。そう見える。

 

報道によれば、政府が「皇女」と想定しているのは内親王で、眞子さま、佳子さま(26)、愛子さま(19)に加え、黒田清子さん(51)も含まれるという。

結婚後、長らく民間人であった清子さまも含まれるということは、眞子さまも結婚後しばらくNYで暮らした後に皇女として公務をすることを可能だということを意味している。

 

眞子さまは「婚姻に伴う皇籍離脱」他の女性皇族と何も変わらない

『突如年内結婚になった理由』

 

■<デイリー>眞子さま誹謗中傷耐えられず→秋篠宮さまお気持ち尊重→結婚決定 NHKニュース
10/1(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b66a08a5fea9bdb30f154878303d8f9259ef493e

宮内庁は1日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)が大学時代の同級生小室圭さん(29)と26日に結婚されると発表した。婚姻届を提出後、同じ日に2人で記者会見し心境を説明する。

NHKの「ニュース7」でもこの話題に触れた。その際、「宮内庁は、一般の結納にあたる納采の儀や女性皇族の結婚にともなうすべての儀式を行わないことや、眞子さまが皇室を離れる際に支給される一時金受け取りを辞退されることも明らかにしました」と放送した。

 続けて辞退の背景には、眞子さまやご家族、それに小室さんとその家族にひぼう中傷と感じられる情報、一時金の受け取りへの批判など精神的な負担があったということです」とアナウンサーが読み上げた。さらに「眞子さまはひぼう中傷と感じられるできごとが続いたことで、複雑性PTSDと診断される状態になっているということです。眞子さまはこれ以上、この状態が続くことは耐えられないと考えられるようになったということです」とした。

 そして「こうした眞子さまのお気持ちを秋篠宮ご夫妻が尊重され、天皇皇后両陛下にも伺いがたてられた上で結婚が決まったということで、これらのことは上皇ご夫妻にも報告されているとのことです」と伝えた。

 番組では約5分30秒にわたって、眞子さま結婚について放送。そのうち2分を眞子さまの病気に関する情報を伝えた。

またこの時期に結婚を決めた理由は、ひぼう中傷と感じられるできごとが続いたことで、眞子さまは複雑性PTSDと診断される状態になっていて、この状態が続くことは耐えられないため。

このように書かれているのですが、9月1日の年内結婚の発表は、4月の小室文書から、たくさんのyoutuberが改めて佳代さんの金銭トラブルを扱うようになり、日に日に批判が高まって言ったことと関係しているのかもしれません。

そして、また悲しくなるのが、秋篠宮ご夫妻もこうした眞子さまのお気持ちを尊重され、天皇皇后両陛下にも伺いがたてられた上で結婚が決まった、上皇ご夫妻にも報告されているーと書かれているところです。

結局、上皇・上皇后両陛下、天皇・皇后両陛下、秋篠宮両殿下ともに、みな、この結婚に賛成されていると思えるのです。

3年前、小室さんが渡米直前に秋篠宮家を訪れた際、宮内庁が天皇陛下が普段使いをしているお車を使って小室さんを迎えに行き、東宮しか使えない門を使用させて小室さんを赤坂御用地に入れたことがありました。大変ショックなことでしたが、この件で宮内庁がお咎めを受けた様子はありません。

そう考えるとやっぱり、この車や門を使わせたのは天皇陛下の眞子さまへの暖かい配慮だったのかもしれません。

考えてみると昭和天皇は良子さまの家系に色覚異常の遺伝子があることから結婚に反対されて6年かかってやっと結婚できたといいますし、上皇陛下も初めての民間人出身の美智子さまとの結婚で大変な反対運動が起きたと聞きます。

天皇陛下も雅子さまの祖父の江頭豊氏が水俣病の原因となった企業(チッソ)の社長だったことで反対され、一時交際が途絶えていた時期があったそうです。

秋篠宮さまも紀子さまとの結婚に反対されて皇族をやめると言い出したそうですから、大変な反対にあったのでしょう。

そう考えるとどの方も、100%祝福される相手ではなかったこと、最後にはご自分の意思を貫いていらっしゃることで、眞子さまにも寛容になるのかもしれません。

とはいっても、小室さんの場合はあまりにすべてが次元が違いすぎるのですが・・。

 

眞子さまは皇族のまま結婚して、婚姻により皇籍離脱=他の女性皇族と同じ

話が逸れてしまいましたが、また皇女制度の可能性について。

10月1日の宮内庁からの発表では、眞子さまと小室さんは26日に婚姻届を提出後、お二人で記者会見し心境を説明するという。つまり、一部の儀式や結婚式はしないけれど普通に婚姻による皇籍離脱であり、他の女性皇族と何も変わりがないということです。

都内にマンションを借りるという話から、一旦眞子さまをたとえば、紀子さまのご実家の川嶋家に入れるなどして、民間人として戸籍を作り、皇族としてではなく民間人として結婚する、そんな手続きが取られるのかと思ったのですが、ただ普通に婚姻届の提出により民間人になるということ。であれば、今までの皇族方と何も変わらないのです。

逆にそれならばなぜ都内の家賃が50〜80万とも言われる賃貸を借りて、渡米までの期間を過ごすのか、普通なら小室家に嫁ぐのですから、そのまま小室家の用意する家に住めばいいだけの話しで、男性側は何もせずに、内親王が家を用意する、それも宮内庁職員を動員して、おかしな話です。

この時点からも、小室さんの方が皇室に婿入りするような感じがしてしまうのです。

儀式をしないことについて 山下晋司さんの解説(週刊女性)

Yahoo!ニュース
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次に儀式をしないこと(家と家に関係する儀式はしないと報道)も、皇室と完全に縁を切るためのような報道になっているのですがどうなのでしょうか。

「今回の皇籍離脱の要因は結婚ですから『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』や『朝見の儀』を行うと“皇室は眞子内親王殿下の結婚を認めた”という誤解を国民に与える可能性はあるでしょう。

ただ、この2つの儀式は結婚以外で皇籍を離脱される際にも行われるものですから、『納采の儀』が行われないので、これらも行えないというものではありません」

『賢所皇霊殿神殿に謁するの儀』と『朝見の儀』を行うことを最終的に決断されるのは天皇陛下。

さらに、儀式を行うとなれば宮内庁が主導することになり「天皇陛下と宮内庁が眞子さまと小室さんの結婚を容認した」と受け止められかねないということだ。

上皇ご夫妻とは、どういった形でのご挨拶になるのか。

「皇族であろうが、一般国民の小室眞子であろうが、上皇・上皇后両陛下の孫であることに変わりはありませんので、ご結婚にあたり、ご挨拶はされるだろうと思います。

ただ、公式行事ではなく、私的なことですから、発表されない可能性はあります。

儀式の最終的な決断は天皇陛下だとこの記事には書かれています。

天皇陛下は「朝見の儀」を望んでいた?<週刊朝日>

10月13日配信の、<【独自】眞子さまの「儀式行わない」意向も、天皇陛下は「朝見の儀」を望んでいた〈週刊朝日〉>の中には、このようなことが書かれています。

天皇陛下(61)も当初は「朝見の儀」を望まれていたという。「朝見の儀」とは、眞子さまが天皇、皇后両陛下にこれまでのお礼とお別れの挨拶をされて、陛下からお言葉を頂く儀式で、皇族方もそろって参列される。陛下が執行に心を寄せられたのは、挨拶の重要さだけではなく、正式な儀式を経たほうが、いつか眞子さまが皇室に連なる仕事に携わる時に、戻りやすいのではないかとのご配慮だったとされる。

 皇室関連の行事や執務を担う皇族の人数は圧倒的に少ない。天皇の妹で眞子さまが「ねえね」と呼ぶ元皇族の黒田清子さん(52)は、都庁職員の黒田慶樹さん(56)と正式な儀式を経て挙式し、結婚後も伊勢神宮祭主として活動されている。

 秋篠宮家の「儀式を行わない」という意思は固かったといわれる。さらに眞子さまが精神疾患だということも、天皇陛下のご意思の方針転換に繋がったようだった。陛下は同様の精神疾患の雅子皇后(57)と歩まれてきただけに、眞子さまに無理はさせたくないとのお気持ちも強かったのかもしれない。(ジャーナリスト・友納尚子)

天皇陛下は当初「朝見の儀」を行うつもりだったようですが、秋篠宮両殿下の「儀式を行わない」と言う意思と眞子さまのご病気で取りやめとしたとのこと。

しかも気になるのは、天皇陛下が「朝見の儀」の執行を希望されたのは、挨拶の重要さだけではなく、

『正式な儀式を経たほうが、いつか眞子さまが皇室に連なる仕事に携わる時に、戻りやすいのではないかとのご配慮だったとされる。』

と書かれているところです。

これは皇女制度を意識したお言葉のように思えます。

 

「皇女」制度は眞子さまの結婚後の生活のため?

2021/05/02 文春オンライン

「一時金」「皇女制度」…眞子さま結婚問題への反発から再浮上する「“愛子天皇”待望論」――2020 BEST5 | 文春オンライン
2020年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。皇室部門の第5位は、こちら!(初公開日2020年12月9日)。***「皇后陛下は12月9日に57歳の誕生日を迎え…

今年の5月、小室文書が発表された後に書かれた文春の記事。

ここではもう、眞子さまが一時金を辞退する可能性、お二人の結婚生活を安定させるために捻り出されたのが皇女制度なのではないかということも書かれているのです。

「菅義偉政権は天皇退位特例法の付帯決議にあった安定的な皇位継承を確保するための検討について、女性天皇・女系天皇に直結しかねない女性宮家の創設議論を忌避し、女性皇族は結婚で皇籍を離れても『皇女』と呼ばれる特別職の国家公務員として公務を担える制度の創設を考えているとされています。

しかし、これは皇室出身の一般国民の女性だけに特例で国家公務員の資格を与えるという、法の下の平等を原則とする民主主義に著しく反した特権制度です。コロナ禍で職を失う国民も数多くいる中、とても受け入れられる制度とは言えません。インターネットなどでは、眞子さまが小室圭さんと結婚するに当たって1億円を超える一時金の受け取りを辞退する考えを示されていると噂されていることから、眞子さまのご結婚後の生活を安定させるためにひねり出された制度なのではないかと勘ぐる動きも見受けられます。

この時点で、このような疑惑について書かれている皇女制度。

今年7月の有識者会議では、

・女性皇族の婚姻後の皇籍維持
・旧宮家(旧皇族)の男系男子子孫と現皇族による養子縁組

の2案でまとまっていた。

それが9月1日眞子さま年内結婚のニュースの後の、9月6日には

<共同通信>天皇ご一家と4宮家存続の構想 政府、女性皇族が継ぐ案を想定

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f12373405196574f33cb860dc86f8db36d12aa3
9/6(月)

政府は女性宮家創設の対象を三笠宮家の彬子(あきこ)女王・瑶子(ようこ)女王、高円宮家の承子(つぐこ)女王を含めたものにすると発表。

秋篠宮家については、

秋篠宮家の次女佳子さま(26)が秋篠宮家を継ぐことを念頭に置く

と書かれています。

とはいっても、結婚までに制度創設が間に合わなくても、一度民間人になった黒田清子さんも含めていると言うのですから、眞子さまも結婚の時期に関係なく皇女制度を利用することができることになります。

 

なぜこれほど手厚いのかわからない

小室圭さん支えるNYの日系人後援会…就職先紹介、帰国の航空券も手配
https://news.yahoo.co.jp/articles/379de5fda6ffa2976694bc302961e2fa16b58d9a

在ニューヨーク日本国総領事館のスタッフやNYの日系人会が眞子さま小室さんを支援すると書かれた記事。

小室圭さんは「宮内庁のサポートなし」でもNYで暮らせるのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d5ff95a05779c4638083f751c6448b7a6534f47

〜〜宮内庁側も今後のサポートの可能性を小室さんに打診しているという。

「小室さんはその種の提案について、首を縦に振らないようです。眞子さまは一時金の受け取りを拒否されており、宮内庁としては『本当に苦しいなら遠慮なく頼ってもらいたい』という親心に近い気持ちもあるのですが、それがなかなか伝わらないという状況のようです」(同前)

こんなにさりげなくルール破りのことが書かれている。

隔離期間が明けた小室圭さん 1泊5万円のホテルに滞在して宮邸通いか
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdb86b60f1cd6b050719e988d622996e30b7fd52

本来なら、小室さんは自宅から眞子さまのもとへ通うべき。だが、いま小室さんが無防備に外に出ては、予期せぬ騒動に巻き込まれる危険もある。

「そうした事情から、小室さんは都心の名門ホテルに宿泊しながら宮邸に通うとみられています。そこは1泊5万円と高額ですが、セキュリティーは万全で警備体制も整っているので安心です。そのホテルは、眞子さまと小室さんが結婚式を行うはずだった場所。実は、26日の会見の会場も、そのホテルで準備が進められているそうです」(前出・宮内庁関係者)

 

一体どちらが皇族なのか。結婚して眞子さまが民間人になると言うよりも小室さんが皇族になると考える方がわかりやすい待遇。

こんな無防備で無秩序になった皇室は危険すぎて、毎日大量に配信される記事も読むと気が滅入ってきます。

 

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