旧統一教会、テレビ局や出演の弁護士3人を提訴
このブログでも度々引用してきた本村弁護士、紀藤弁護士が統一教会から提訴されるという。
訴えられたのは、「情報ライブ ミヤネ屋」と「ひるおび」にコメンテーターとして出演した弁護士(紀藤正樹弁護士・本村健太郎弁護士・八代英輝弁護士の3人)と読売テレビ(大阪府)とTBS(東京都)の2局。
統一教会名誉毀損提訴内容。
紀藤弁護士、本村弁護士それぞれ読売テレビと連帯して2200万円の支払い請求。
弁護士事務所HP謝罪広告掲載請求。
読売テレビには謝罪放送を請求。
こんな圧力に負けずに引き続き報道を頑張って欲しい。#ミヤネ屋頑張れ #ミヤネ屋#統一教会問題 pic.twitter.com/n4mdVGMkww
— himiz (@himizukko) September 29, 2022
下は、弁護士ドットコムニュースから
旧統一教会、「ミヤネ屋」出演の紀藤弁護士ら提訴…番組中の発言で「名誉傷つけられた」賠償6600万円や謝罪放送求める
https://www.bengo4.com/c_18/n_15060/
「情報ライブ ミヤネ屋」と「ひるおび」にコメンテーターとして出演した弁護士の発言で名誉を傷つけられたとして、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)は9月29日、テレビ局と弁護士らに計約6600万円の損害賠償や謝罪広告をもとめて東京地裁に提訴した。
提訴後に記者会見を開いた教団側代理人の福本修也弁護士は「弁護士ですから、いずれ懲戒(請求)も考えています」と述べたほか、言論を理由とするさらなる訴訟も検討していると明かした。
●テレビ2局と弁護士3人が訴えられた
訴えられたのは、読売テレビ(大阪府)とTBS(東京都)の2局と、コメンテーターとして出演した紀藤正樹弁護士と本村健太郎弁護士と八代英輝弁護士の3人。
訴状によると、教団側は、7月からの各番組における以下のような発言(発言一部)を問題にしている。
『(教団が)信者に対して売春させてたっていう事件まである。非常に深刻な事件まであって、お金を集めるためには何でもするっていう発想がですね』(紀藤弁護士「ミヤネ屋」7月20日)
『統一教会というのは、これはすでに民事訴訟など裁判所の認定がすでに下りている事実として言いますと、布教活動自体が違法であるいうことがはっきりと裁判所で認定されています』(本村弁護士「ミヤネ屋」9月2日)
『この教団がやっている外形的な犯罪行為等をですね』(八代弁護士「ひるおび」9月1日)
教団は、こうした発言は事実に反するとして、教団の社会的評価を著しく低下させ、名誉毀損にあたると主張。各発言についてそれぞれ放送局と弁護士を訴える訴訟を3つ起こした。
いずれも損害賠償とともに、番組での謝罪放送と、弁護士らには事務所ホームページでの謝罪広告の掲載をもとめている。
●教団の名誉毀損訴訟は続く…現役信者も裁判を起こす準備がある
今回の訴訟では、名誉毀損を立証しやすい発言を選んだ結果、訴える相手がたまたま弁護士になったというが、「第2弾」「第3弾」の訴訟も検討中だという。
また、裁判だけでなく、弁護士らに対する懲戒請求の考えも明らかにした。
特にその発言を問題視しているのが紀藤弁護士によるものだという。発言当日の夜からネット上では「家庭連合が売春をさせている」という趣旨の書き込みが相次いだとしている。
教団では、民事でも刑事でも売春の実態が認められたことはないと主張。紀藤弁護士に抗議したところ、番組での発言は「分派のことを言った」とする内容の回答があったという。
「特に信者たちからは売春発言について『ものすごく腹立たしい』など本部への抗議、突き上げがある」「一般人にとって統一教会と分派の関係なんてわからない。一般人は統一教会がやっていると受け止める」(福本弁護士)
教団の近藤徳茂総務局副局長は「現役信者が損害を受けています。いずれは信者も(教団とともに)共同訴訟する事案を検討中です」と次なる動きを予告した。
訴えられたテレビ局はそれぞれ「訴状を確認したうえで今後の対応を検討いたします。当社の考えにつきましては裁判を通じて申し述べてまいります」(読売テレビ)、「訴状を受け取っておりませんので、コメントを差し控えます」(TBS)と弁護士ドットコムニュースに回答した。
統一教会側は、弁護士のコメントが旧統一教会の名誉を傷つけていて、社会的信用を低下させたといっているようです。
この件に関する紀藤弁護士のツイート
私の発言は統一教会への発言ではなく統一教会の分派に対する発言です。私への訴訟は言論への萎縮効果を狙った恫喝訴訟、SLAPPの類です。自らの正当性を言うなら国を訴えるのが筋でしょう。自らの非を改めず民間を訴えること自体が、統一教会の問題を良く現わしています。>https://t.co/qT4cvooSNi
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) September 29, 2022
弁護士ドットコムには、訴状に記載の私の発言部分を正確に引用する形で、評価を入れない形で、当該記事を、訂正するよう強く要請します。
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) September 29, 2022
『(教団が)信者に対して売春させてたっていう事件まである。非常に深刻な事件まであって、お金を集めるためには何でもするっていう発想がですね』(紀藤弁護士「ミヤネ屋」7月20日)
この部分は教団の主張をそのまま流しているとのこと、訂正を入れるようです。
紀藤正樹弁護士、本村健太郎弁護士、八代英輝弁護士には頑張ってほしい。
下に旧統一教会のwikiに載っている「文鮮明氏のお言葉」や統一教会の教義、それに基づく日本人への対応がどうであったかが書かれている箇所を貼り付けてみました。
これらは日本人の名誉を悉く傷つけていないでしょうか。
日本は”エバ国家”で「サタン(悪魔)の国[30]」であるとの反日教義が教えられている[31][21]。また、エバ国家である日本のLGBTや同性婚、夫婦別姓は「共産主義」とされ、認めさせてはならないと説いている[21][22]。文鮮明の教え(教義)の一つとして、文教祖の恨(ハン)を晴らすのは「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」「天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させること」としている[32][33][34][35]。
このほかにも、統一教会内部では「昭和天皇は霊界で、『原理講論』を一生懸命勉強している。そのことが、私たちのこの世での活動を助けてくれている」「天皇家には色情因縁があるから皇太子殿下は婚期が遅れている」と教えられている。文鮮明は、皇太子がまだ独身の時代に、「結婚相手を統一教会信者の中からあてがう」との趣旨の発言をしていた[199]ほか、「韓民族に重い原罪を負っている日本人の結婚相手は、動物でももったいないくらいだ」とも説いていた[200]。
統一教会の教義には、日本人女性をマインドコントロール(洗脳)し、韓国人男性と強制的に結婚させて韓国の血の入った子を産ませることで、「日本の穢れた血」を浄化するという教えもあり[21][20]、「合同結婚式」(信者は「祝福」と呼ぶ)と呼ばれる教団内婚制をとり、教祖のインスピレーションに従って信者同士で結婚する[29]。「合同結婚式」の参加費用でも日本人は差別されており、日本人は1人あたり50万円から150万円なのに対し、韓国人は5万円(25万ウォン)未満ほどだという(1988年当時)。小規模な閉鎖的コミュニティを除き、教団内婚制をとる巨大教団はほかには見られない[29]。
慰安婦問題も罪悪感を植え付け、マインドコントロールするために利用されており[203]、2012年当時、韓国では教団系の「韓日の歴史を克服し、友好を推進する会」が「慰安婦問題について、心よりお詫びします」と土下座するパフォーマンスを韓国各地で繰り返していた。メンバーは教団の合同結婚式で韓国に嫁いでいった日本人妻で、
「日本人は植民地時代の罪を韓国人にあがない続けなければならない」と叩き込まれていたという[204]。
また文鮮明が設立した関連団体の反共政治団体「国際勝共連合」では、「朝鮮半島が突破口に第三次世界大戦が必ずおこらなければならない」「日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない」とし、日本の国民に犠牲(生贄)になることを要求している[205]。
文鮮明には強い反日感情があるとされ、日本における経済活動の指示のさいには、「日本の復興は朝鮮戦争の特需によるもので、韓国・朝鮮人の犠牲のうえに日本の繁栄が成り立っている」として、日本人を過酷に収奪しても良心の呵責を感じないと断言しているという[28]。
『文鮮明氏』と韓国人の日本統一教会幹部には、日本統一教会内に日本人としての誇りを持つ人間が現れることの警戒心が強い。日本人に対しては、とくに尊大になる。この『文鮮明氏』の日本統一教会とその幹部への強い不信と、そこからくる強圧的な姿勢の根底には、韓国・朝鮮人としての日本人に対する、反日感情がある。・・・・・・日本の復興は朝鮮戦争の特需によるもので、韓国・朝鮮人の犠牲のうえに日本の繁栄が成り立っているという理屈である。だから、教祖は、日本から莫大な金額を持ち出すことも、そのために日本人会員が苦吟することにも、良心の呵責を感じないと断言している
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