ゼレンスキーの国会演説の陰で、憲法審査会
ゼレンスキーの国会演説の陰で、憲法審査会が開かれていた。
24日、衆院憲法審査会は、緊急事態条項について自由討議を行った
<時事通信>議員任期延長で討議 衆院憲法審
2022年03月24日12時12分 https://www.jiji.com/sp/article?k=2022032400601&g=pol
衆院憲法審査会は24日、緊急事態条項について自由討議を行った。自民党は大規模災害時などに国会議員任期の延長を可能にする憲法改正が必要と主張。立憲民主党は国民投票法のCM規制の議論を優先すべきだと重ねて求めた。
大規模災害時などのための緊急事態条項ーと言っているけれど、それであるなら基本的人権を削除する必要はないはず。
警察法が改正され、次に憲法改正で緊急事態条項が作られれば、株式会社内閣府(法人番号2000012010019)が作った法令が直接全国、全国民に適応されます。
株式会社内閣府ですから、法令を出す大元は、株主。それはやはりあの支配層の方々ということになります。
ゼレンスキーの後ろにはネオコンがいて、日本では2015年、オバマの圧力で(たぶん)戦争法(安保法制)が成立させられましたが、そのオバマの背後(というか仲間)にもネオコンがいます。
戦争法(安保法制)については京都第一法律事務所の説明では
自衛隊は米軍の兵站活動を担うことになりますが、兵站活動は武力行使と一体と見なされる活動であり、さらに、自衛隊の活動地域は「非戦闘地域」に限定されないこととなり、極めて危険な地域へと足を運ぶことになります。また、PKO活動についても、駆け付け警護や治安維持活動のための武器使用が可能になるほか、国連PKOに限らず、有志連合による治安維持活動にも参加が可能になり、内乱の激しい地域への派遣も予想されます。そして、これまで憲法上認められてこなかった集団的自衛権の行使を可能にしました。
とあります。これは事実上9条はもう無くなったに等しいのか。(ここ、よくわかりません。アメリカの戦争に日本の自衛隊が参加することは可能な上に、前線に置かれると言うことはないのでしょうか)
戦前の明治憲法に戻すことが自民党の希望?
自民党の稲田朋美さん、「お国のために命を捧げる」
国民の権利没収改憲ムービー 自民党 元防衛大臣 稲田朋美 お国の為に命を捧げよ 憲法改正の裏の顔 – YouTube
多くの自民党、維新の党の議員が、
この恐ろしい‘日本会議’の会員です
。こう言うの学校の授業で教えるべきだけど、先生たち首にされちゃうんだろうな。
https://t.co/MBdPULw7Hc— peace011103 (@peace011103) November 1, 2021
佐藤正久「人権、人権、人権とバカなんじゃないかと。もっと大きなものを護るために命を捨てろと命令できる憲法改正が必要」
長勢甚遠「国民主権、基本的人権、平和主義をなくさなければ自主憲法になれない」
高市早苗さん、「さもしい顔して貰えるものは貰おう。弱者のフリをして少しでも得しよう。そんな国民ばかりでは日本国は滅びてしまいます」
さもしい顔して」「弱者のフリ」「人様に迷惑をかけない」という発言は、当時、自民党が積極的に煽動していた生活保護バッシングに乗っかったものであることはあきらか
こう言う冷たい人、人の境遇に想像力を働かせられない人が政治家をしていて、しかもこの方が次期総理大臣の有力候補だと言うのは本当に怖い。
西田昌司さん「現行憲法は無効」「そもそも国民に主権があるという事がおかしい」
自民党 参議院議員 西田昌司
国民はバカなんですよ
国防義務と権利はセットになっているってのに
義務も果たさないくせに国民主権などと自分が上だと勘違いしてやがるのです【 おすすめ動画 】▶️https://t.co/HxLQTlMrBJ#ヤバすぎる緊急事態条項 #リベラルネット戦略 #Twitterデモ pic.twitter.com/Xsugqt9KEp
— 小畑幸三郎 (@batayanF3) October 17, 2019
西田氏が教育勅語評価
沖縄タイムス 2022年3月24日https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/930824
自民党の西田昌司参院議員=写真=は23日の参院憲法審査会で、明治天皇名で国民道徳の根源や教育の基本理念を示した「教育勅語」を「日本人の伝統的な価値観だ」と評価した。憲法が作られた歴史的経緯を考えるべきだと訴える中で、教育勅語にも触れて持論を述べた。
現憲法は戦争に負けて、GHQの占領下にわずか8日で決まったアメリカ制の憲法だから、破棄して明治の帝国憲法に戻すべきだと西田議員は思っているのでしょうか。
明治維新、その明治政府によって作られた大日本帝国憲法はどう言うものだったのか。
下に載せた本はそのあたりを考える上でとても参考になった本です。
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明治維新について
「明治維新という名の洗脳」ユダヤ金融資本に組み込まれた日本の始まり。明治維新のからくりがよくわかる本。
賛美の多かった明治維新をテロだったと断言している本。
戦争に負けても、なぜか明治維新から続く血脈が今も日本の政治や上級社会を覆っていることがわかる本。
勝者が書く歴史の中で、ネガティブに描かれることが多い江戸時代の本当の姿がわかる本
戦前の日本
GHQに押し付けられた憲法はアメリカ制、日本の憲法に戻そうというけれど、これを読んでもそう言えるだろうかーと考えさせられる本。
<GHQが廃止した治安維持法> 国家による思想弾圧
明治33年に制定された治安警察法。反政府的な政治運動を取り締まるために制定された法律。
思想弾圧、集会や結社、言論の自由を制限するために警察権が強められたもの。
この後、大正14年には、治安維持法が制定され、ともに民主主義運動を弾圧した。
ありとあらゆる表現は当局の監視下にあった。新聞、雑誌、書籍、演劇や映画といった類のものまで当局に監視された。
明治5年(1872年)には、劇場取締規則という検閲制度を作り、演劇を講演する場合には、その1週間前までに警察に脚本を提出し、許可を受ける必要があった。許可を受けた脚本は改変してはならず、そのチェックのために劇場に警察官用の臨検席まで用意しなければいけなかった。
特に目を光らせたのが革命や、皇族や華族に対する批判に結びつくものや、天皇や皇族を冒涜すると不敬罪という罪に問われた。
検閲が厳しさを増したのは明治時代中期。共産主義が世界的ブームになると、言論封殺がまかり通るようになり、思想弾圧に発展していった。
法の網の目を潜って船員に過酷な労働を強いていた蟹工船の実態を書いた小林多喜二のルポ「蟹工船」は言論弾圧によって抹殺された。
小林多喜二は昭和8年に逮捕され、その日のうちに亡くなっている。死因は「心臓発作」と報道された。
国民を苦しめた治安警察法、治安維持法はGHQの指示で昭和20年に廃止された。
<GHQが解体した財閥> 全ての富は財閥に集まる、激しい格差社会
戦前の日本を語るのに欠かせない存在が「財閥」。
三井、三菱、住友、安田の4大財閥で、終戦時全国の会社の振り込み資本金のおよそ50%を占めていた。
つまり4大財閥に日本の富の半分が集中していたということ。
昭和2年の長者番付を見ると1位から8位までが三菱、三井の一族。
三菱3代目の社長の年収は430万。当時の大卒のお給料は50円前後。労働者の日給が1.2円の頃。
一方で、スラム街が増加しており、劣悪な環境に暮らす「細民」が現在の東京都だけで40万人いたという。「残飯屋」というものが存在し、今なら衛生的にも人権上も許されないが、細民にとって重要な食料となった。
集めた残飯を無料で提供するもの、あくまで商売としてスラム街で売り歩くもの、両方がいた。
戦前は国民の権利が制限されていたために、労働者は資本家の意のままだったかというと、激しいストライキなどの労働運動がさかんに行われていた。(これものちに治安警察法を拡大した治安維持法が公布されてからは沈静化する)
国も労働環境の法的な整備に取り組み始め、明治44年(1911年)工場法が制定される。
今まで労働時間が1日12.3時間だったものを平均10時間以内にする、休憩時間を1時間取れるようにするなど現在と比べるとまだまだ過酷なもの。世界的に見ても労働者の権利がまだ確立していなかった時代だったようだ。
財閥は、戦後、GHQの指令により持ち株を吐き出させるなどして、解体させられた。
(しかし、実際は旧財閥系のグループ企業は今も息づいている)
<GHQが廃止した貴族階級> 「法のもとに平等」を謳った日本国憲法とともになくなる
戦前の日本には、現代にない特権階級が存在した。
それがヨーロッパの貴族にならって作られた華族。
明治維新後、ヨーロッパを視察した政府の高官たちが欧州の貴族が高い教養と洗練された社交術で、政治の中枢を担うなど指導手者的立場にあったことに感心して、日本でも導入できないかと考えた。
その結果、公家や大名といった江戸時代の特権階級に「華族」という新しい身分を与え、公爵、候爵、伯爵、子爵、男爵などの階級が与えられた。
華族には社会の規範になることが義務付けられた一方、様々な特権が与えられた。
この華族制度も、戦後「法のもとに平等」を謳った日本国憲法とともになくなった。
<戦後廃止された>徴兵制
上の「戦前の日本」の本の中では、勇敢と言われる日本人でも本当は戦争に行きたくなくて、徴兵逃れの制度をいかに有効に使うか、合法でなくても様々な徴兵免除の策を講じたことが書かれている。
これも戦後、なくなった。(9条があるからね)
徴兵制は復活する?必要?
この徴兵制が今、安保法制が決まったことから復活するのではないかと言われている。
アメリカでも2019年のビジネスインサイダーに、徴兵制の再検討が行われているという記事が出ている。
今現在、世界の60近い国が徴兵制をとっているという。
でもね、こんなこと(『もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました』)言っている人が政治家で、これに賛同するグローバリストの政治家たちの言う徴兵制ってなんのためだと思う?
結局戦争で儲けたいんでしょう。ビジネスなんですよ。
国民の命なんて、ワクチンでこれだけ死んでも全く動じないんですから何も心配していないでしょう。
国土も外資にかわせやすくして、水道も民営化して、移民もたくさん受け入れて(しかも仮想敵国扱いしている中国からが最多)、海外でお断りされた添加物や農薬まで基準値を上げて日本に入れて、今や添加物天国、遺伝子組み換え食物天国の日本ですよ。
そんな政治家がお国のために死んでこいって、政治家さんからお先にどうぞと全力でお断りしたいですよ。
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